プロレス立寄所

プロレス、プロレスラー、プロレス団体等に関するいろいろな情報や本・書籍、グッズ、技、試合、ビデオやDVD等を紹介

プロレス本・書籍紹介 全日本プロレス代表取締役 武藤敬司

今回もプロレス本書籍を紹介をしてみたいと思います。今回取り上げるのは、今から4年前の2003年夏に発売された、武藤敬司氏による「全日本プロレス代表取締役 武藤敬司」(扶桑社)で、内容はと申しますと、あの衝撃的な全日移籍からしばらくして開始された、週刊SPA!の連載『プロレスビジネス近代化計画』を単行本化したものです。

まずこの本の素晴らしいところは「ビジネス書・経営書としても読める」というところでしょう。プロレス団体を運営していくにあたり、結構具体的に数値目標や販促計画等が語られており、たいへん興味をそそられます。また、武藤氏のその開けっ広げな?性格もあって(^^;かなり突っ込んだ会社の内情等にも触れられていますので、このあたりも「当時」を知るには良い資料ではないかと思います。

現時点でこれを読む我々は、この後全日本プロレス(及び新日本プロレスから移籍したスタッフ)がどのような歩みを辿っていったのか、もちろん知っている訳ですので、青木謙治氏等のコメントには一種哀愁を覚えてしまうところですが、出版当時はそれでも「一枚岩」という印象を世間に与えていたはずです(実際はそうでもなかったようですが)。

そういった意味でも、「人は如何に結束を誓っても、その志を貫徹することは難しい」ということを計らずも証明することになってしまった一冊と言えるのではないでしょうか?

まあプロレス界は異常とも思えるほど離合集散を繰り返してきた歴史がありますので、あくまで「特殊な世界村社会)」という見方もありますが・・・

ともかく、当時の全日本プロレスをお知りになりたい方や、プロレスビジネスに興味がある方等にはオススメできる一冊です。

オススメ度 ★★★★(5点満点)
全日本プロレス代表取締役 武藤敬司

プロレス本・書籍紹介 アンドレがいた!

本日はプロレス本書籍紹介といたしまして、2004年春にエンターブレイン社より発売された門馬忠雄氏著「アンドレがいた!」を取り上げてみたいと思います。

著者の門馬氏は言わずと知れたプロレスマスコミ界の重鎮ですし、その手による著作も相当数に上り、その広い人脈はさすが、と唸らされるところです。

そんな重鎮ですから、当然のように一部には「極度の日本人嫌い」とも言われていたアンドレ・ザ・ジャイアントとも当然のように親交を持っていた訳で、本書は著者とそのアンドレとの交流や裏話、所々フォトと共に挿入される名勝負解説等で前半部分が構成されています。
しかし・・・後半は「ネタ」が切れてしまったのか、アンドレに所縁の深い人々(ストロング小林氏、キラー・カーン氏、赤崎允之氏-当時新日本プロレス移動バス運転担当、マイティ井上氏)のインタビュー、そして最終章に至っては晩年時代のアンドレにとってキーパーソンとなったジャイアント馬場氏の思い出等で構成されています。特にこの馬場さんに対する文章がまた思い入れたっぷりに書かれているだけに、何か2冊の本を堪能した気分がしてしまいます。この辺り、書名と合致しているかという疑問も沸かないではないですが、まあ、2冊分楽しめたと思えばそれはそれでオトクではないでしょうか?

思いますにアンドレ・ザ・ジャイアントというレスラーは、本当に「そこにいる」だけで言いようのない存在感を醸し出す最後のプロレスラーだったのかもしれません。幼少時に初めて生でアンドレを見た時の衝撃は今でも忘れられませんし、古館アナの名フレーズ、「一人民族大移動」「人間山脈」は蓋し名言、と妙に感心したものです。体の大きさで言えばビッグショー等もいい勝負なんでしょうが、やっぱりアンドレのあの「圧倒的な存在感」は今あらためて思い返しても本当にすごかったですね。

オススメ度 ★★★(5点満点)
アンドレがいた!

イノキ・ゲノム・フェデレーション(IGF) 感想

PPV観戦。

集客は健闘、試合内容そこそこ、不要な演出多し。全体的なイメージとしては、細かい部分には目を瞑ってメインのカートレスナー戦に助けられた部分が大きいかと。IGFHPからの対戦カード撤去等もあって自身対戦には懐疑的だったので、本当にこの二人の対戦を実現させてしまった点は素晴らしいとは思いますが、どうせ対戦するならもっと別な盛り上げ方もあったのでは?と感じてしまいました。あと率直な感想として、この二人はやはり「プロ」だなあ、と感心した次第です。

今一つ、アントニオ猪木氏プロデュースの大会にしては(良い意味でも悪い意味でも)「サプライズ」が無かったといえば無かったことが意外でしたね。「想定外」と思えてしまう程無難に終了してしまったと言うか。。。また大会を通して何が伝えたかったのか、も最後までよくわからなかったような(^^;

なお、大会後の猪木氏のコメントによると次回大会は予定していたものの白紙に戻ったようで、カートに異動したと思われるIWGPのベルトの行方を含め、この後どうするのか、たいへん注目されるところです。

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