プロレス本・書籍紹介 アンドレがいた!
本日はプロレス本・書籍紹介といたしまして、2004年春にエンターブレイン社より発売された門馬忠雄氏著「アンドレがいた!」を取り上げてみたいと思います。
著者の門馬氏は言わずと知れたプロレスマスコミ界の重鎮ですし、その手による著作も相当数に上り、その広い人脈はさすが、と唸らされるところです。
そんな重鎮ですから、当然のように一部には「極度の日本人嫌い」とも言われていたアンドレ・ザ・ジャイアントとも当然のように親交を持っていた訳で、本書は著者とそのアンドレとの交流や裏話、所々フォトと共に挿入される名勝負解説等で前半部分が構成されています。
しかし・・・後半は「ネタ」が切れてしまったのか、アンドレに所縁の深い人々(ストロング小林氏、キラー・カーン氏、赤崎允之氏-当時新日本プロレス移動バス運転担当、マイティ井上氏)のインタビュー、そして最終章に至っては晩年時代のアンドレにとってキーパーソンとなったジャイアント馬場氏の思い出等で構成されています。特にこの馬場さんに対する文章がまた思い入れたっぷりに書かれているだけに、何か2冊の本を堪能した気分がしてしまいます。この辺り、書名と合致しているかという疑問も沸かないではないですが、まあ、2冊分楽しめたと思えばそれはそれでオトクではないでしょうか?
思いますにアンドレ・ザ・ジャイアントというレスラーは、本当に「そこにいる」だけで言いようのない存在感を醸し出す最後のプロレスラーだったのかもしれません。幼少時に初めて生でアンドレを見た時の衝撃は今でも忘れられませんし、古館アナの名フレーズ、「一人民族大移動」「人間山脈」は蓋し名言、と妙に感心したものです。体の大きさで言えばビッグショー等もいい勝負なんでしょうが、やっぱりアンドレのあの「圧倒的な存在感」は今あらためて思い返しても本当にすごかったですね。
オススメ度 ★★★(5点満点)

著者の門馬氏は言わずと知れたプロレスマスコミ界の重鎮ですし、その手による著作も相当数に上り、その広い人脈はさすが、と唸らされるところです。
そんな重鎮ですから、当然のように一部には「極度の日本人嫌い」とも言われていたアンドレ・ザ・ジャイアントとも当然のように親交を持っていた訳で、本書は著者とそのアンドレとの交流や裏話、所々フォトと共に挿入される名勝負解説等で前半部分が構成されています。
しかし・・・後半は「ネタ」が切れてしまったのか、アンドレに所縁の深い人々(ストロング小林氏、キラー・カーン氏、赤崎允之氏-当時新日本プロレス移動バス運転担当、マイティ井上氏)のインタビュー、そして最終章に至っては晩年時代のアンドレにとってキーパーソンとなったジャイアント馬場氏の思い出等で構成されています。特にこの馬場さんに対する文章がまた思い入れたっぷりに書かれているだけに、何か2冊の本を堪能した気分がしてしまいます。この辺り、書名と合致しているかという疑問も沸かないではないですが、まあ、2冊分楽しめたと思えばそれはそれでオトクではないでしょうか?
思いますにアンドレ・ザ・ジャイアントというレスラーは、本当に「そこにいる」だけで言いようのない存在感を醸し出す最後のプロレスラーだったのかもしれません。幼少時に初めて生でアンドレを見た時の衝撃は今でも忘れられませんし、古館アナの名フレーズ、「一人民族大移動」「人間山脈」は蓋し名言、と妙に感心したものです。体の大きさで言えばビッグショー等もいい勝負なんでしょうが、やっぱりアンドレのあの「圧倒的な存在感」は今あらためて思い返しても本当にすごかったですね。
オススメ度 ★★★(5点満点)

プロレス本・書籍紹介 アメリカン・プロレス 中級バイブル
本日はプロレス本・書籍紹介といたしまして、4月28日付エントリーの「暴露と闘え!プロレスLOVE―拝啓、ミスター高橋様、ターザン山本様」と同じ著者、山口敏太郎氏による「アメリカン・プロレス 中級バイブル」を取り上げてみたいと思います。
本書はその題名から、アメプロのややマイナーなネタ等が中心のよくある「与太話本」であろうと思われる方も多いでしょうが、実際の内容はというと、19世紀後半〜20世紀初頭あたりの格闘技黎明期における日本(及びアメリカ等)の先達者を紹介していくという、かなり硬派で骨太な内容です。黎明期における、例えば相撲の力士とレスラーの関わり(定義はともかく、当時行われた異種格闘技戦等)や、前田光世ら柔道家の顛末等なかなか興味深いテーマが多く、この辺の歴史を知りたい方にはオススメできる一冊でしょう。
ただ一部残念な点が「全体的に文章が粗い」(^^;ということです。所々に見られる誤字(変換ミス?)や「なお、・・・」という表現が頻繁に連続して出てくる等「ひょっとして推敲していないのでは?」と思わせる危うさを持ち合わせてしまっています。また、文章のつながりが明らかにおかしな箇所も複数箇所あり、力作であるだけに惜しいところです。
とは言え、こうした点に目を瞑れば読んで損はない内容と言っても良いと思いますので、気になられた方は是非お読みになってみてください。なお、この本も「暴露と闘え!プロレスLOVE」同様、現在は新品が入手しにくくなっておりますので、Amazonのマーケットプレイスやヤフオクあたりで探すのがベストかと思います。
オススメ度 ★★★★(5点満点)

本書はその題名から、アメプロのややマイナーなネタ等が中心のよくある「与太話本」であろうと思われる方も多いでしょうが、実際の内容はというと、19世紀後半〜20世紀初頭あたりの格闘技黎明期における日本(及びアメリカ等)の先達者を紹介していくという、かなり硬派で骨太な内容です。黎明期における、例えば相撲の力士とレスラーの関わり(定義はともかく、当時行われた異種格闘技戦等)や、前田光世ら柔道家の顛末等なかなか興味深いテーマが多く、この辺の歴史を知りたい方にはオススメできる一冊でしょう。
ただ一部残念な点が「全体的に文章が粗い」(^^;ということです。所々に見られる誤字(変換ミス?)や「なお、・・・」という表現が頻繁に連続して出てくる等「ひょっとして推敲していないのでは?」と思わせる危うさを持ち合わせてしまっています。また、文章のつながりが明らかにおかしな箇所も複数箇所あり、力作であるだけに惜しいところです。
とは言え、こうした点に目を瞑れば読んで損はない内容と言っても良いと思いますので、気になられた方は是非お読みになってみてください。なお、この本も「暴露と闘え!プロレスLOVE」同様、現在は新品が入手しにくくなっておりますので、Amazonのマーケットプレイスやヤフオクあたりで探すのがベストかと思います。
オススメ度 ★★★★(5点満点)

プロレス本・書籍紹介 暴露と闘え!プロレスLOVE
今回はプロレス本・書籍紹介といたしまして「暴露と闘え!プロレスLOVE―拝啓、ミスター高橋様、ターザン山本様」をお届けします。
この本、出版はもう4年ほど前になりますが、当時よく目にした「『高橋本』に対する反論本」の一つということになりますか。結構(というかかなり)安易な便乗本という印象を受けてしまいますが、それと言うのも、その内容が他の本からの引用が極めて多く、自身の主張が垣間見えるのはほぼ最終章だけ、と言っても過言ではない作りとなっているからです。この辺り、「他人のふんどしで相撲を取る」姿勢が見え隠れしており、不快感を持つ方もいらっしゃるのではないでしょうか?
何か珍しく厳しいことを書いてしまっていたりしますが(^^;では何故この本を取り上げたのか?・・・それは、先ほど書いたとおり、他からの引用が多い、転じて「これまでのプロレス関連の暴露本の歴史がわかる」という特徴があるからです。
この「これまでの暴露本紹介」は結構しっかりと書かれており(というよりメインテーマとなっている)、場合によっては(かなりの)引用もされていますので、何と言うか「プロレス暴露本の歴史」を振り返りたい人等にはオススメできる一冊と言えると思います。ただし、この点に興味を持てない人は買うだけ損ですので(^^;ご注意くださいませ。
ということで、本書は「人を選ぶ本」(どの本にも当てはまることでしょうけど、本書はさらにその傾向が強いと思われます)ですので、お気をつけ下さいませ。
なお、この本は既に新刊では手に入らない可能性が極めて大きいので、Amazon等のネットショップや古本屋等で探すのが良いでしょう。
オススメ度 ★★(5点満点)

この本、出版はもう4年ほど前になりますが、当時よく目にした「『高橋本』に対する反論本」の一つということになりますか。結構(というかかなり)安易な便乗本という印象を受けてしまいますが、それと言うのも、その内容が他の本からの引用が極めて多く、自身の主張が垣間見えるのはほぼ最終章だけ、と言っても過言ではない作りとなっているからです。この辺り、「他人のふんどしで相撲を取る」姿勢が見え隠れしており、不快感を持つ方もいらっしゃるのではないでしょうか?
何か珍しく厳しいことを書いてしまっていたりしますが(^^;では何故この本を取り上げたのか?・・・それは、先ほど書いたとおり、他からの引用が多い、転じて「これまでのプロレス関連の暴露本の歴史がわかる」という特徴があるからです。
この「これまでの暴露本紹介」は結構しっかりと書かれており(というよりメインテーマとなっている)、場合によっては(かなりの)引用もされていますので、何と言うか「プロレス暴露本の歴史」を振り返りたい人等にはオススメできる一冊と言えると思います。ただし、この点に興味を持てない人は買うだけ損ですので(^^;ご注意くださいませ。
ということで、本書は「人を選ぶ本」(どの本にも当てはまることでしょうけど、本書はさらにその傾向が強いと思われます)ですので、お気をつけ下さいませ。
なお、この本は既に新刊では手に入らない可能性が極めて大きいので、Amazon等のネットショップや古本屋等で探すのが良いでしょう。
オススメ度 ★★(5点満点)



