プロレス本・書籍紹介 ブルーザー・ブロディ 私の、知的反逆児
またまた、久々の更新となってしまいましたが(汗)、今回はプロレス本・書籍紹介といたしまして、先日東邦出版より発売された「ブルーザー・ブロディ 私の、知的反逆児」をご紹介したいと思います。
本書はブロディ夫人であるバーバラさんの独白と、ブロディに近い存在であったラリー・マティシク氏による共著です。ブロディのプロレスに惹かれ、「ブロディ最強論」にも肩入れした時期が自身あっただけにとても興味深く読み進みましたが・・・読後感としては微妙な感じです。
当然と言えば当然ですが、やはり本書はブロディという「一プレイヤー」側から見た記述が中心であり、彼自身のわがまま等により引き起こされた事件についての記述はあまりありません(新日時代のIWGPタッグリーグ戦ボイコット等)。いわば「問題児」という側面を極力薄めて作ったブロディ本、といった位置付けでしょうか?この表現が適切かどうかはともかく、かなり「美化」されて描かれている印象を受けます。
もちろん、ブロディの功績を否定するものではありませんし、非業の死を遂げてしまったことは惜しんでも余りあるほどプロレス業界にとって打撃であったことも間違いないところです。何より、「何をするかわからない」ブロディに自身魅力を感じていましたので。。。
ということで、本書はブロディそのものというより、彼の本名である「フランク・ドナルド・グーディッシュ」を知りたい人向け、といった感じでしょうか。まとまりのない文章で申し訳ありませんが、やや消化不良の一冊でした。
オススメ度 ★★★(5点満点)

本書はブロディ夫人であるバーバラさんの独白と、ブロディに近い存在であったラリー・マティシク氏による共著です。ブロディのプロレスに惹かれ、「ブロディ最強論」にも肩入れした時期が自身あっただけにとても興味深く読み進みましたが・・・読後感としては微妙な感じです。
当然と言えば当然ですが、やはり本書はブロディという「一プレイヤー」側から見た記述が中心であり、彼自身のわがまま等により引き起こされた事件についての記述はあまりありません(新日時代のIWGPタッグリーグ戦ボイコット等)。いわば「問題児」という側面を極力薄めて作ったブロディ本、といった位置付けでしょうか?この表現が適切かどうかはともかく、かなり「美化」されて描かれている印象を受けます。
もちろん、ブロディの功績を否定するものではありませんし、非業の死を遂げてしまったことは惜しんでも余りあるほどプロレス業界にとって打撃であったことも間違いないところです。何より、「何をするかわからない」ブロディに自身魅力を感じていましたので。。。
ということで、本書はブロディそのものというより、彼の本名である「フランク・ドナルド・グーディッシュ」を知りたい人向け、といった感じでしょうか。まとまりのない文章で申し訳ありませんが、やや消化不良の一冊でした。
オススメ度 ★★★(5点満点)

プロレス本・書籍紹介 地獄のアングル
久々の更新となってしまいました(汗)が、今回はプロレス本・書籍紹介といたしまして2005年1月にイーストプレス社より出版された永島勝司氏の「地獄のアングル−プロレスのどん底を味わった男の告白」をご紹介したいと思います。
この本は永島氏が新日本を退社後、長州力選手と「WJ(正式名称ファイティングオブワールドジャパン)」を設立し、そして奮闘虚しく崩壊に追い込まれるまでをまとめた一冊です。
WJについては、最早「伝説」と化している感があり、多くのメディアでその失敗論等が語られていますのでここで多くは触れませんが、この本を一冊読めばなんで失敗したのか、ある程度はわかります(苦笑)。何せとても経営者とは思えないような失敗談がいろいろ綴られているからです(まあ、そうは申しましても結構肝心な部分等は書かれていなかったりもしますが)。「プロレス団体はこういう感覚で経営されているのか」とある意味、感心?したりするところも多々あり、読み易い構成だと思います。
ただ、永島氏の経営に対するスタンスの甘さやプロレス団体(及びプロレスラー)の金銭感覚等はさておき、かなり「自分」というものを今でも大切にしていらっしゃるのだな、という思いがそこはかとなく伝わってくるのはいかがなものでしょう?「根本的には自分は被害者である」とも取れる箇所がいくつかあり、この辺り本書の評価が分かれるところでしょう。
WJ崩壊、、、あれからもう3年程度の月日が過ぎ去りましたが、永島氏はまだまだプロレス界と縁が続きそうな感じです。果たして次回(あるとすればですが・苦笑)何らかのアクションを起こした時に本書の教訓が生きてくるのか、注目して見守りたいと思います。
オススメ度 ★★★★(5点満点)

この本は永島氏が新日本を退社後、長州力選手と「WJ(正式名称ファイティングオブワールドジャパン)」を設立し、そして奮闘虚しく崩壊に追い込まれるまでをまとめた一冊です。
WJについては、最早「伝説」と化している感があり、多くのメディアでその失敗論等が語られていますのでここで多くは触れませんが、この本を一冊読めばなんで失敗したのか、ある程度はわかります(苦笑)。何せとても経営者とは思えないような失敗談がいろいろ綴られているからです(まあ、そうは申しましても結構肝心な部分等は書かれていなかったりもしますが)。「プロレス団体はこういう感覚で経営されているのか」とある意味、感心?したりするところも多々あり、読み易い構成だと思います。
ただ、永島氏の経営に対するスタンスの甘さやプロレス団体(及びプロレスラー)の金銭感覚等はさておき、かなり「自分」というものを今でも大切にしていらっしゃるのだな、という思いがそこはかとなく伝わってくるのはいかがなものでしょう?「根本的には自分は被害者である」とも取れる箇所がいくつかあり、この辺り本書の評価が分かれるところでしょう。
WJ崩壊、、、あれからもう3年程度の月日が過ぎ去りましたが、永島氏はまだまだプロレス界と縁が続きそうな感じです。果たして次回(あるとすればですが・苦笑)何らかのアクションを起こした時に本書の教訓が生きてくるのか、注目して見守りたいと思います。
オススメ度 ★★★★(5点満点)

プロレス本・書籍紹介 全日本プロレス代表取締役 武藤敬司
今回もプロレス本・書籍を紹介をしてみたいと思います。今回取り上げるのは、今から4年前の2003年夏に発売された、武藤敬司氏による「全日本プロレス代表取締役 武藤敬司」(扶桑社)で、内容はと申しますと、あの衝撃的な全日移籍からしばらくして開始された、週刊SPA!の連載『プロレスビジネス近代化計画』を単行本化したものです。
まずこの本の素晴らしいところは「ビジネス書・経営書としても読める」というところでしょう。プロレス団体を運営していくにあたり、結構具体的に数値目標や販促計画等が語られており、たいへん興味をそそられます。また、武藤氏のその開けっ広げな?性格もあって(^^;かなり突っ込んだ会社の内情等にも触れられていますので、このあたりも「当時」を知るには良い資料ではないかと思います。
現時点でこれを読む我々は、この後全日本プロレス(及び新日本プロレスから移籍したスタッフ)がどのような歩みを辿っていったのか、もちろん知っている訳ですので、青木謙治氏等のコメントには一種哀愁を覚えてしまうところですが、出版当時はそれでも「一枚岩」という印象を世間に与えていたはずです(実際はそうでもなかったようですが)。
そういった意味でも、「人は如何に結束を誓っても、その志を貫徹することは難しい」ということを計らずも証明することになってしまった一冊と言えるのではないでしょうか?
まあプロレス界は異常とも思えるほど離合集散を繰り返してきた歴史がありますので、あくまで「特殊な世界(村社会)」という見方もありますが・・・
ともかく、当時の全日本プロレスをお知りになりたい方や、プロレスビジネスに興味がある方等にはオススメできる一冊です。
オススメ度 ★★★★(5点満点)

まずこの本の素晴らしいところは「ビジネス書・経営書としても読める」というところでしょう。プロレス団体を運営していくにあたり、結構具体的に数値目標や販促計画等が語られており、たいへん興味をそそられます。また、武藤氏のその開けっ広げな?性格もあって(^^;かなり突っ込んだ会社の内情等にも触れられていますので、このあたりも「当時」を知るには良い資料ではないかと思います。
現時点でこれを読む我々は、この後全日本プロレス(及び新日本プロレスから移籍したスタッフ)がどのような歩みを辿っていったのか、もちろん知っている訳ですので、青木謙治氏等のコメントには一種哀愁を覚えてしまうところですが、出版当時はそれでも「一枚岩」という印象を世間に与えていたはずです(実際はそうでもなかったようですが)。
そういった意味でも、「人は如何に結束を誓っても、その志を貫徹することは難しい」ということを計らずも証明することになってしまった一冊と言えるのではないでしょうか?
まあプロレス界は異常とも思えるほど離合集散を繰り返してきた歴史がありますので、あくまで「特殊な世界(村社会)」という見方もありますが・・・
ともかく、当時の全日本プロレスをお知りになりたい方や、プロレスビジネスに興味がある方等にはオススメできる一冊です。
オススメ度 ★★★★(5点満点)



