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アントニオ猪木氏の新団体

既に各所で報道されていますのでご存知の方も多いと思いますが、アントニオ猪木氏が「イノキ・ゲノム・フェデレーション(IGF)」なる新団体の設立を発表しました。

何故、今、新団体なのか?今一つ目的がハッキリとはわかりませんし、参加レスラー、そしてどのような方向性を目指していくのかも未だ不透明な部分が多々ありますが、特に引退後の同氏の迷走ぶりを目の当たりにしているファンにしてみれば、期待よりも不安の方が大きいことでしょう。

口さがない人は今回の新団体についても「(プロレス外事業の)集金のため」と言って憚りませんし、かつての「アントンハイセル」、ここ最近の「永久機関開発」と、実際プロレスで得た資金を一種「博打」とも言える事業に注ぎ込んできたことは周知のとおりです。また、一線を退いた後も同氏に様々な面で尽くしてくれた新日本プロレスへの背信行為(株式売却で事実上縁が切れた後の対抗団体設立−同株売却時の禁止条項に対抗団体設立が入っていたかは定かではありませんが)と取る人もあり、決して万人に支持された旗揚げ、とは言い難いようです。

長年側近として辣腕を振るわれた新間氏がその著書で語っておられるように「ファイター・猪木」と「人間・猪木寛至」は全く別物であり、後者が全面に出てしまった場合、周囲の人間は悉く不幸への道を突き進む、というこれまでの法則が今回も繰り返されないことを切に願うばかりです。

一部に旗揚げは6月と噂されていますが、有力レスラーの参加見込みは厳しい状況、かつ同氏の集客力もかつての勢いがないとあっては苦戦は免れないところでしょう。いずれにせよ、ともかくその動向に注視していきたいところです。

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